比較が好きな日本人の子育て

自分自身の子育て経験と、子育て最中の女性と話をする際に、よく耳にする話です。実は今日も、昼間に会った女性に同じような子育ての悩みを聞きました。

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出産をしたのちから、まわりの子供との比較が気になる母親が多いように思います。退院していないうちから、新生児室において我が子の体の大きさ、髪の毛の量、泣き声の大小などが気になり、そして母乳の出具合や、飲み具合が更に気になり、時に落ち込んだり、ホっとしたりします。

この、まわりとの比較はほんの始まりに過ぎず、子供が社会人になるまで続いていきます。

幼い子供を連れて、公園や児童館へ行くでしょう。同じくらいの月齢の子供と出会い、その母親とやはり育児の話となります。子供の成長具合を話し、我が子より成長かみえるとまたそこで気になってしまうのであります。

保育園や幼稚園ならそれは顕著で、毎日の生活で優劣がついていきます。悪い行いをした子供の親は、先生から指摘を受けるでしょう。

小学校に入っても同じです。

そして中学や高校となると、生活習慣や行いだけでなく、学力で優劣が付くようになります。

個性を大切にという割に、右に習えで、まわりとの協調を重んじる教育を受けた日本人の母親は、無意識に我が子と他の子供との比較をしてしまいます。

子育てを続ける上で、実はその「比較」こそが安心材料となっているようです。端から見て我が子は個性が出すぎていないか、枠から出ていないかと、悩む時間が多かった母親ほど、子育ての時期が充実するのではないかと予想いたします。